補足と蛇足

補足と蛇足


私のカメの名前は、マルギナータがカメちゃん、ホルスフィールドが亀吉です。ちょっとイージーな名付けの様にみえますが、亀吉など性格、動作、雰囲気、風格全ての面からこれ以外はないと云う感じです。ただ雄か雌かは現在のところ不明です。

カメちゃんの方は亀吉に較べおっとりしています。餌を食べる時も亀吉は餌皿の上に乗ったり周りを回りながら食べたり、カメちゃんが食べている小松菜を食べに行ったりして落ち着きが無いですが、カメちゃんは小松菜一枚を餌皿から自分の方へ引き寄せ、足で押さえながら食べ、食べ終わってから次のに掛ります。

そんなわけで買ってきた当初、亀吉はパク、カメちゃんはボンと呼ばれていました。そんなおとなしいボンですが庭で散歩をさせていた時、注意していた積りですが居なくなったのです。

御承知の様にリクガメの歩く速さは想像以上で、2匹いっしょに散歩さす事は無理があったのですが、いくら探しても見つからなくなりました。こんな狭い庭で見つからないのだから、ツチノコはきっと居るなど家族と話し合ったのですが、結局隣の家に行っていました。

隣へ行くにはカメちゃんにとっては大きな段差も有り、道も通らなければならないので、どうして無事に行けたのか不思議ですし、私のところからはあっという間に居なくなったのに、隣には住みついていたのもおかしいです。まあ隣の芝生は青いと言う事かもしれませんが、とにかく散歩には特に気をつけたほうが良いと思います。

隣の奥さんの話では、庭に亀が居たのでびっくりしたが、とりあえずパンをあげると、手から食べるしまた食べ方が可愛く見ていて飽きないので、近くの池に放しに行こうと、思いながら1日延ばしにしていたとの事でした。

リクガメが泳げるかどうか知りません。しかしヘキサリクガメなどは絶対無理と思えるし、可能性がありそうなホルスフィールドでも万一肺に水が入ったらと考えると、試そうとも思いませんが、あぶないところで命拾いしたと考えています。

魅惑のカメROOM 平川富之氏のホームページはおすすめです。しまった!!こんな所に来るんじゃなかった!!と嘆く事は、絶対に無い事を保証します。ちなみにアミーゴ等の器具類は、平川家御用達のアクアショップAZで購入しましたし、鳥かごは同氏が始めてリクガメを購入した店らしいところで求めました。

ホルスフィールドを飼育している方は、日本ホルスフィールドリクガメ繁殖組合ジャホブのホームページが必見です。

無論私個人の考えですが、ホルスフィールドが一番だと思います。リクガメの中では値が一二をあらそうほど安いのに、人気も一二を争うほどだと思います。

値が高いということが人気の要因になっているものが多い中、これは立派で本物だと思います。二三の例を挙げておきます、東洋蘭を栽培していますが、ほとんどの品種が値段の下落と共に人気を無くしました。

「蘭は高ければ売れるが安くなると売れない」(月刊東洋蘭2000 7月号 P.27)。私の趣味の古陶磁しかり、ある種のブランド品もそうではないかと思います。

楚之南有冥靈者。以五百歳為春、五百歳為秋。(莊子)。万年を生きるカメにとって、毎日夜寝るのは人間の昼寝か仮眠にすぎず、冬眠が人間の夜寝るのに当たるのではないでしょうか? 冬眠による充分な睡眠を取ってはじめて、春から晩秋まで狭い籠の中で暮らし、人間と付合うストレスに耐えられるのだと思います。

カメは一匹飼育がベターと言われていますが、私のところは相性が良いのか喧嘩もせず、むしろ食事の時など、お互い張り合って良く食べる様です。

餌の量は少ない目です。そのせいか成長は遅いですが、カルシウムの添加など無しでも甲羅の凸凹など有りませんし、丈夫です。人間と同じで腹八分目に医者要らずです。

なお、飼育法や病気対策などあまり考えすぎずに自然に任せたほうが良いと思います。駆虫などは本当に必要なのですか?回虫を持っていると、人もカメも花粉症にかからないと聞きました。

マリヤ カラス は腸にサナダムシを飼って肥満を防いでいたそうです。これって究極のダイエットと最近肥満気味の私としては早速医師に相談したのですが、最近は若い医者や医学生で実物を知らない人が多い、万一生きているのが手に入っても非常に高価であろうと言われ諦めた事があります。

医学上、口からお尻の穴までは一応体外だそうで(本当か?)、体内に在るフィラリヤ等とは話しが別、体外である以上ケージでカメを飼うのも腸でサナダムシや大腸菌を飼うのも同じことだそうです。

また温水浴なども、冬眠あけなど特別な時以外は、結構ストレスに為っているのではないでしょうか?以前熱帯魚を飼育していた時得た知識ですが、殆どの病気はストレスから来るそうです。

昔ゴルフをした事がありますが、周りの人はやれフックだスライスだ、いやドローだフェードだと喧しかったのですが、まっすぐ打っていたらすぐに倶楽部チャンピオンになり、あまりの単純さに馬鹿馬鹿しいので止めました。(これって若しかしたら自慢?)。その時、信条としたのが次の御歌です。

 「あやまたむ こともこそあれ世の中は あまりにものを 思い過ぐさば。」

一番大切なのは、あまり考えすぎない事だと思います。

本当は庭に放し飼いにするのが一番だと思うのですが、二世帯住宅なので、二階に住んでいる子供夫婦が孫の為に飼い始めた犬の為に無理になりました。

私も以前飼っていたのですが、十六歳ぐらいで死にました。犬のペットとしての最大の欠点は人より寿命が短い事で、この時の悲しみから二度と飼う気がしなくなり、カメなら大丈夫と思ったのですが、良く考えると今度はこちらの寿命のほうが短く、私が死んだ後、子供それから孫、曾孫、曾々孫とどこまで面倒を見てくれるのか心配です。皆様はどの様にお考えなのでしょうか?

次へ》 《目次に戻る