救急車

救急車

 

平成26年12月4日いつもの様に18時50分ごろ就寝、20時30分ごろ胃腸に膨張感あり目覚める。

痛みは無いが冷汗が少し出て何とも言えない異常感があった。

吐き気はするし下痢どころか便は出ないから食中毒でもないし暫らく起きていて様子を見る事にした。

痛みが出てきてだんだん強くなる。

腸捻転か閉塞ではないかとネットで検索してみると症状が似ていて、男性の老人に多く即手術の必要が有る場合もあるとの事であったがバイアスピリンを服用中という事も考えるとこれは大問題かも知れないと思ったので23時30分救急車を依頼する。

救急車で搬送されている間痛みが急に強くなり病院についた時には一人で歩けない程であった。

問診を受けた時、へー昼間も飲んでいるのですかと言うので、80だから仕事は無い遊んでいるからと言うと徹夜で疲れた顔をした医師が早く80になりたいとぼやいていた。

点滴を受けながら、心電図、検査の為の採血、CT造影検査を受けたがその間も痛いと言い続けていた。

何処が悪いか分からないと痛み止めを打てないとの事であったが途中で打ってくれ少しずつ楽になった。

「どこも悪くないのに置いとけん、でも痛がっている者を帰す訳にはいかない」との話が聞こえて来た。もし私の事だったら腸捻転では無いかも知れないひょっとしたら助かるかも知れないと考えた。

子供の主人が駆け付けてくれ、医師が説明していた。普通は専門医に紹介するのだが今までの検査結果では悪いところが見つからないので紹介できない、しばらく様子を見られたらとの事であった。

夕食を済ませた時点で身体のどこにも異常が感じられずむしろ調子が良かったのに此の有様、80歳になると70台とは違うと聞かされて来たが80になった早々救急車とは今までの考えを変えなければならないと思った。

海外旅行は無論国内旅行さえ難しい気がするが急に弱気になったのは初めて痛みを伴ったからだと思う。

痛みを訴えていた時、胸の手術跡を見た看護師に今まで色んなことを乗り越えて来たのでしょうと言われた。

確かにC肝、膵臓、心臓と命取りの病気を経験してきたが一度も痛みを伴わなかった事に気が付いた。

今まで健康という事を一切口にしないと偉そうに言って来たが、痛みに弱い事に気付いたので是からは少し健康の事も考えようと反省した。

以前入院中看護師がいつもお通じは出ましたかと聞いて回っていた事を思い出した。その時は何も思は無かったが、今回の腸捻転による糞詰まりの可能性を意識した時、突然原発の事が頭に浮かんだ。

放射性廃棄物の受け入れ先が無いのに原発を稼働し続けるとどうなるかは議論の余地さえない様な気がする。


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