パイプ たばこ

パイプ たばこ

 

 去年2018(30)》の5月5日にパイプタバコを再開した。ネットの普及で以前は手に入らなかったパイプやタバコ葉が容易に入手出来、試したタバコ葉は48種類、パイプは68個購入する事が出来た。

 不思議な事に丁度一年後、今年2019(31)》の5月4日にやっとタバコ葉とパイプの一番のお気に入りを確定する事が出来た。

 この1年間パイプとタバコに熱中していたが、有り難い事に病気のデパートと言われていたのが、無病になり、特に有り難いのは夜中に2度3度とあったトイレ通いが殆ど無くなった事だ。

 ( 3/27 エコー検査で膀胱に続き胆嚢の石も無くなり砂が少しあるだけになった。 4/1 のMRI 検査では脳と血管共に正常で、当分検査不要。 手術が必要と言われていた白内障は点眼薬でO.K.となった。 体重も一年がかりで9キロ減らしベルトの穴の位置が4つ減った。

 夜中のトイレ通い、結石、白内障、メタボ、いずれも病気のうちに入らないかも知れないが、治ったのはやはり嬉しい。


 この様な事情でパイプとパイプたばこについて略1年間随分調べた結果、タバコの味などとは関係の無い次の様な事も知ることが出来た。

 The Pittsburgh Press – Sept.18.1977という米国の新聞に、”WashingtonのBertram’s Pipe Shopの閉店”という見出しがあり、同店にはダグラス・マッカーサー、フランクリン・D・ルーズベルト、ウィンストン・チャーチル、ヨシフ・スターリン、が顧客として名を連ねていた事、またルーズベルト大統領によって”The Nation’s Pipemaker”という名声を獲得している事、そして一つの時代が終わった云々という記事があった。

 そしてマッカーサーがコーンパイプ をくわえて飛行機から出て来て日本の全国民をシュンとさせた時の写真も載せてあった。

 気になったのは彼らが第二次世界大戦の勝利者であり、一方敗者のヒトラーやムッソリーニはタバコが吸えなかったという事である。 ヒトラーがタバコとユダヤ人をこの世からなくす事に精力を傾けていたのは、タバコを吸えないことやユダヤ人の能力に劣等感を持っていたのだろう。

 第二次世界大戦の結果は、運と偶然によるものと考えていたが、アインシュタインが ” パイプ を吸うことが出来る人だけが物事を客観的に捉えることが出来る ” と言っていたのを知り当然の結果と納得がいった。

 其の他、ケネディ大統領がキューバを封鎖する前にハバナの葉巻の買溜めをしていた等いろいろ面白いことを知ることが出来た。

 なお最近 Pipes AND TOBACCOS Spring 2005 という雑誌で Fit Your Face という記事を見てから、パイプの購入はこの点も考慮している。 チャーチルと吉田茂は葉巻、マッカーサーはパイプだったが、これを入れ替えてみると様にならない事から、彼らも自分に Fit するものを考えて選んでいたのだろう。

 ALFRED DUHILLのTHE PIPE BOOK FOREWORD には結構良い事が書いてあると思うのだが、特に末尾に ” Give a man a pipe he can smoke, Give a man a book he can read, And his home is bright with a calm delight, Though the room be poor indeed.” とあり、長年楽しんだ文人趣味の文房《山不在高 有仙則名  水不在深 有龍則霊  斯是陋室 惟吾徳馨と似ている》もいつの間にか喫煙室に様変わりしていたので、文人趣味とも完全にお別れ、餻云居という堂号も取り止めた。



  パイプとタバコに夢中になったが、購入や参考文献などの殆どが英語なので手こずった。 英語漬けになっていた為か、敗戦後に初めて聞いた英語(それまで敵性語とかで英語は殆ど使用されていなかった)を思い出した。

  “ No drink, No smoke, No girl, Why you live. ” だった。

 末期高齢者に近づくと考え方も自然に変わり、今まで座右の銘だった“天作孼猶可違自作孼不可活”と入れ替えた。

2019(31)/05/05


 定期検査で胸部レントゲン、心電図、血液検査、すべて正常。 これで身体に関しては完璧となり、毎年今年こそは無病でありたいと願っていた事を考えると夢の様だ。

《2019(1)/05/28》


   定期検査で胸部レントゲン、心電図、血液検査、尿検査すべて正常。   末期高齢者(85歳)、ワンオペ介護、としては上出来かも知れないが、自身の時間がもう少し有ればと欲張った考えを持っている。

《2019(1)/11/26》


  国内それも単に業界内でのみ有名なのに、大きな顔をしている人に会った事があるが、その業界外の人にとって自分が無名でいてもいなくてもどうでも良い人である事が分かっていない様だった。

 Joseph Stalin、Albert Einstein、Douglas MacArthur、Bing Crosby、Mark Twainの様に、その分野に関心の無い人にも名が知られる様になってから、でっかい面してほしいものだと思った。

自分は小顔でも良い点もあると思っている。


 一年ぶりにPSA(前立腺の腫瘍マーカー)の検査を受け、今日結果を聞きに行った。

測定値は1.18(2019/7/24)で去年の1.51(2018/6/20)から低くなっていた。

 

 この一年間ですべての検査値が低くなり、全てパスとなったが、兄が検査結果が全てO.K.で一週間後に老衰で亡くなった事を思い出し、自身もいつの間にか略同年齢なっている事に気づき驚いた。

 

 なお、腫瘍マーカーの中で最も信頼できると言われているPSAについて、興味を引いた文献から二つ上げてみた。

 

2017年4月13日 第66回がん対策推進協議会(議事録)より抜粋

○山口委員 4点ほどあるのですが、メールにさせていただいて1点だけ。 10ページ、前から何度も私は申し上げていて、2行目「都道府県は、指針に基づかないがん検診を行っている市町村を公表するなど」の文言ですが、学者としてはわかる。 一部の検診は、非常に強いエビデンスというわけでもないけれども、死亡率低減効果が有意なので推進すると言うことです。 一方、この文案は、PSAとかピロリ菌の検診を実施しているところを公表し、やめなさいというストーリーだと思うのです。 ところが、上のほうに86%の市町村が既に実施している、それを、そういうことを言うことで、どういう影響があるかというのは、協議会としては考えておく必要があるのではないかと思います。 ちなみに今後、エビデンスが1つ出れば、これはぜひやりなさいという推奨にかわる世界でもあります。松村委員がこのあたりはどうお考えなのか、伺っておきたいと思います。

○松村委員 検診そのものについては、これまでからは、ここにも書いてあるように、生活習慣病検診等精度管理委員会をやりながら、市町村は取り組んでいるところではあると思うのです。 実際、86%、ガイドラインに基づいていない市町村があるということは、私にとってはすごく不思議な気がしているのが実際ですので、本来、ガイドラインに沿った検診をしていくというのが市町村の役割だと認識していますので、そこはしっかり位置づけていけばいいと私自身は考えます。

との事で要約してみると

PSAは腫瘍マーカーとして信頼出来ず検査しても意味が無いのに、86%の市町村で実施している。 急に辞めるといろんな点で困るという事。

 

―「多目的コホート研究(JPHC研究)」からの成果報告―によると

 飲酒・喫煙と前立腺がんについて、数多くの研究がありますが、結果は一致していません。前立腺がんは、前立腺内にとどまる限局がんと、前立腺を超えてひろがる進行がんにわかれ、その病期により、リスク要因・予防要因が異なるという報告もあり、病期にわけた解析が必要とされています。そこで、飲酒・喫煙と前立腺がんの関連を病期別に明らかにすることを目的に行いました。

との事で要約してみると

 飲酒と前立腺がんとの関連は限局ガンでは殆ど無く、進行がんでは飲酒量によってリスクが低い場合と高い場合がある。

喫煙では限局がん・進行がん・自覚症状発見限局がんは喫煙量に関わらず全てリスクが低く、喫煙量によっては限局がんで0.53、進行がんで0.23と非喫煙者の1.0に比べて明らかに低くなっている。

なお、統計的有意では無いとの注釈つき(意味ないと思うが)で自覚症状発見進行がんの場合、喫煙者の方がリスクが多かったと記載されていた。

《2019(1)/ 9/25》


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